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高校入試で英語の配点はどのくらい? 都道府県別の特徴と英検の活かし方

目次

はじめに

「高校入試で英語の比重ってどのくらい?」

「数学が得意でも、英語ができないと厳しい?」

「都道府県によって違うって本当?」

中学受験から続く英語学習を高校受験にどう活かすか、具体的な配点と対策を整理しました。


公立高校入試 英語配点の基本

5教科均等配点が基本

公立高校入試の多くは、5教科それぞれ100点満点(または50点満点)で、英語の比重は全体の20%です。

教科 配点 全体に占める比率
国語 100点 20%
数学 100点 20%
社会 100点 20%
理科 100点 20%
英語 100点 20%

英語が「全体の20%」と聞くと小さく感じるかもしれませんが、ボーダーライン上では1点が合否を分けるため、英語1科目の差は大きいのです。

英語の出題内容(公立共通の傾向)

公立高校入試の英語は、概ね以下の構成です。

  • リスニング:20〜25点
  • 長文読解:30〜40点
  • 対話文・短文読解:15〜20点
  • 英作文(自由英作文含む):10〜15点

英作文の比重が年々上昇しているのが近年の傾向です。


都道府県別の特徴

東京都:ESAT-Jスピーキングテストが独自要素

東京都は2022年度からESAT-J(英語スピーキングテスト)を導入し、都立高校入試の総合得点に20点満点で加点されます。

  • 学力検査700点満点 + ESAT-J 20点満点 = 総合720点満点
  • ESAT-JはA〜Fの6段階評価

詳しくは 都立高校 英語スピーキングテスト「ESAT-J」完全ガイド をご覧ください。

神奈川県:特色検査での英語強化

神奈川県の上位公立高校(横浜翠嵐・湘南など)では、学力検査に加えて「特色検査」が課されます。

  • 教科横断型の総合問題
  • 英語のコミュニケーション能力が試されることも
  • 英検の取得経験が面接・推薦の自己PR材料になる

大阪府:英検2級以上のみなし得点制度

大阪府の公立高校入試では、英検2級以上を取得していると、英語の試験得点を「みなし得点」として換算できる制度があります。

みなし得点率
英検2級 80%
英検準1級 100%

入試当日の点数より高い場合は、みなし得点が採用されます。実質的に英検の活用度合いが全国トップクラスの県です。

愛知県:内申書評価が重い

愛知県の公立高校入試は、内申書(調査書)と学力検査の比率が概ね5:5で、内申書の比重が高いです。中学校での英検取得は内申書評価にプラスされます。

千葉県・埼玉県:内申書中心、英検は推薦の参考

千葉・埼玉の公立高校は、内申書評価が中心。英検は推薦入試の出願資格として一部の高校で求められる程度ですが、面接でのアピール材料として有効です。


私立高校入試の英語配点

比重は学校ごとに大きく異なる

私立高校は学校ごとに入試制度が違うため、英語の比重も大きく変わります

パターン1:3教科均等型(多くの私立)

  • 国語・数学・英語が各100点
  • 英語の比重は約33%(公立より高い)

パターン2:英語重視型(国際系・グローバル系)

  • 英語の配点が150〜200点
  • 英検準2級以上でみなし得点
  • 例:早稲田実業、関西学院千里国際、佐久長聖など

パターン3:英語型入試(特殊枠)

  • 英語+小論文のみ
  • 英検2級以上が事実上の出願条件
  • 例:渋谷教育学園系、ICUなど一部の私立

私立の英検優遇制度

私立高校では、英検取得による優遇が広く整備されています。

詳しくは 高校入試で英検はどう活かせる? 私立・公立それぞれの活用法 をご覧ください。


中学生が取るべき英語戦略

中3まで:志望校の傾向を踏まえた英語学習

公立志望の場合

  1. 英検3級〜準2級の取得(中3秋までに準2級が理想)
  2. 中学英語の先取り(中2までに中3範囲)
  3. 長文読解と英作文の徹底
  4. リスニング教材を毎日10分

私立志望の場合

  1. 英検2級〜準1級の取得(特待生・推薦の出願資格)
  2. 英語型入試への対応(小論文・自由英作文)
  3. スピーキングの強化(オンライン英会話)

中学受験経験者の優位性

中学受験で英検3級〜2級まで取得した子は、中学校で英語学習に余裕が生まれます。これにより、他教科(数学・国語)の強化に時間を割け、5教科バランス型の戦略が取れる点が大きな武器です。


失敗しないための3つのポイント

1. 配点だけ見て油断しない

「英語は100点中の100点」と聞くと、軽視しがちです。しかしボーダーラインの1点を争う場面で、英語の数点が運命を分けることが多々あります。

2. 公立志望でも私立対策は必要

公立第1志望でも、併願の私立対策が必要です。私立は英検優遇が多いため、英検取得が併願の安全圏確保につながります。

3. 英作文・スピーキング軽視は致命的

近年の入試英語は「使える英語」を重視する流れです。文法・読解だけでなく、英作文・スピーキングもしっかり対策しましょう。


まとめ

  • 公立高校入試の英語配点は基本全体の20%
  • 東京都はESAT-J、大阪府はみなし得点など、都道府県で特殊制度あり
  • 私立は学校ごとに配点が大きく異なる、英語重視校では33%以上
  • 中学受験で英検を取った子は5教科バランス型で戦略的有利
  • 英作文・スピーキングは今後さらに重要に

中学受験から続く英語学習を、高校受験でも継続的に活かしていくことで、合格の選択肢が大きく広がります。

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公式情報

最新の入試制度・配点は、各都道府県の教育委員会公式サイトでご確認ください。

本記事について
  • 初回公開:2026年5月
  • 最終確認:2026年5月
  • 対象年度:通年
  • 編集体制:編集部が公式情報・各種公開資料をもとに独自調査

最新情報は必ず各機関・各校の公式サイトでご確認ください。誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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