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高校受験でよく使われる作家リスト【番外編:国語】|現代作家から古典作家まで

目次

はじめに【番外編】

英語で受験ナビでは英検を中心に英語入試の情報をお届けしていますが、高校受験の国語は、英語以上に「読解力」が問われる科目です。本記事では番外編として、高校受験の国語入試で頻出となる作家をジャンル別にまとめました。

「うちの子の読書、何から始めればいい?」

「中学受験のときと違う作家を知りたい」

「古典作家ってどこまで知っておくべき?」

高校受験では、中学受験と作家層が少し異なります。より大人向けの一般文芸と、古文・漢文の古典作家の両方をバランスよく押さえる必要があります。


現代文の頻出作家 トップ10

1. 重松清

  • 代表作:『その日のまえに』『きみの友だち』『青い鳥』『流星ワゴン』
  • 出題傾向:中学受験で定番化、高校受験でも継続して頻出
  • テーマ:家族・別れ・成長
  • おすすめ学年:中1〜中3

2. 辻村深月

  • 代表作:『かがみの孤城』『ハケンアニメ!』『傲慢と善良』『冷たい校舎の時は止まる』
  • 出題傾向:高校入試で最も出題が増えている作家のひとり
  • テーマ:思春期・孤独・心の繋がり
  • おすすめ学年:中2〜中3

3. 朝井リョウ

  • 代表作:『何者』『チア男子!!』『時をかけるゆとり』『正欲』
  • 出題傾向:直木賞受賞作家、高校入試での出題増加
  • テーマ:若者の不安・社会への適応
  • おすすめ学年:中3〜高1

4. 瀬尾まいこ

  • 代表作:『そして、バトンは渡された』『戸村飯店青春100連発』『天国はまだ遠く』
  • 出題傾向:中学受験から高校受験まで継続して定番
  • テーマ:家族の絆・部活動・温かい人間関係
  • おすすめ学年:中1〜中3

5. 伊坂幸太郎

  • 代表作:『重力ピエロ』『ゴールデンスランバー』『砂漠』『アヒルと鴨のコインロッカー』
  • 出題傾向:私立高校で出題増
  • テーマ:複雑なストーリー、社会派の要素
  • おすすめ学年:中3〜高1

6. 小川洋子

  • 代表作:『博士の愛した数式』『密やかな結晶』『ことり』『薬指の標本』
  • 出題傾向:静謐な文体、心情把握問題の定番
  • テーマ:記憶・喪失・繊細な感情
  • おすすめ学年:中3〜

7. 村上春樹

  • 代表作:『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『1Q84』『色彩を持たない多崎つくる』
  • 出題傾向:都立トップ校・難関私立で出題
  • テーマ:孤独・現代社会・象徴的な世界
  • おすすめ学年:中3〜(やや大人向け)

8. 川上弘美

  • 代表作:『センセイの鞄』『神様』『なめらかで熱くて甘苦しくて』
  • 出題傾向:詩的な文体で心情把握問題の難問に
  • テーマ:女性の感性、日常の中の不思議
  • おすすめ学年:中3〜

9. 山田詠美

  • 代表作:『ぼくは勉強ができない』『風葬の教室』『放課後の音符』
  • 出題傾向:高校入試の心情把握問題に頻出
  • テーマ:若者の生き方、リアルな感情
  • おすすめ学年:中3〜

10. 宮下奈都

  • 代表作:『羊と鋼の森』『よろこびの歌』『窓の向こうのガーシュウィン』
  • 出題傾向:中学受験から高校受験まで継続
  • テーマ:成長・夢・芸術
  • おすすめ学年:中2〜中3

説明文・論説文の頻出作家 トップ10

1. 養老孟司

  • 代表作:『バカの壁』『身体の文学史』『超バカの壁』
  • 出題傾向:高校入試の論説文の定番

2. 鷲田清一

  • 代表作:『「待つ」ということ』『じぶん・この不思議な存在』
  • 出題傾向:神奈川県立特色検査などで頻出

3. 福岡伸一

  • 代表作:『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』
  • 出題傾向:高難度校での出題

4. 内田樹

  • 代表作:『街場の中国論』『街場の現代思想』『日本辺境論』
  • 出題傾向:都立トップ校で出題増

5. 池上彰

  • 代表作:『池上彰の現代史授業』『そうだったのか!シリーズ』
  • 出題傾向:時事問題ベースの論説文に頻出

6. 加藤陽子

  • 代表作:『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
  • 出題傾向:歴史を考えるテーマで難関校に出題

7. 茂木健一郎

  • 代表作:『脳と仮想』『感動する脳』
  • 出題傾向:脳科学を平易に語る文章

8. 外山滋比古

  • 代表作:『思考の整理学』『ちょっとした勉強のコツ』
  • 出題傾向:学び・思考に関する論説

9. 西田幾多郎(哲学者)

  • 代表作:『善の研究』(抜粋)
  • 出題傾向:難関校で抜粋出題

10. 佐藤優

  • 代表作:『君たちが知っておくべきこと』『同志社大学神学部』
  • 出題傾向:高校生に語りかける文体

古典の頻出作家・作品

古文の必読作家

清少納言『枕草子』

  • 「春はあけぼの」「うつくしきもの」など定番
  • 公立・私立問わず出題

兼好法師『徒然草』

  • 高校入試の古文で最も頻出
  • 「あだしの」「神無月のころ」「仁和寺にある法師」

鴨長明『方丈記』

  • 「ゆく河の流れは絶えずして」が有名
  • 公立高校で出題実績

紀貫之『土佐日記』

  • 日記文学の代表
  • 公立トップ校で出題

紫式部『源氏物語』(抜粋)

  • 「桐壺」「若紫」などの抜粋
  • 難関私立で出題

在原業平(『伊勢物語』作者とされる)

  • 「むかし、男ありけり」
  • 短編構成で読みやすい

漢文の必読作家

孔子『論語』

  • 「子曰く」型の問答集
  • 公立高校で頻出

司馬遷『史記』

  • 「鴻門の会」「四面楚歌」など
  • 私立難関校で出題

李白・杜甫(漢詩)

  • 「春暁」「静夜思」「春望」など
  • 高校入試の漢詩問題

韓愈・柳宗元(古文古典)

  • 中国古典文学の代表
  • 難関校で出題

学校別の出題傾向(参考)

公立高校

  • 現代文:中学生向けYA中心(重松清・辻村深月など)
  • 古文:『枕草子』『徒然草』『方丈記』
  • 漢文:『論語』『漢詩』

私立高校(一般選抜)

  • 現代文:中堅YA〜一般文芸まで
  • 古文:高校教科書レベル〜やや高度
  • 漢文:私立難関で『史記』などからの出題

大学附属高校

  • 現代文:大人向け文芸まで(村上春樹・伊坂幸太郎など)
  • 古文:教科書レベル中心

英語学習との繋がり

英検準1級まで取得した子の保護者にとって、「英語ばかり」になりがちな高校受験対策。

英語の読解力 + 国語の読解力 = 「読解力全体」の底上げ

  • 英語:論理構造の理解
  • 国語:心情把握+論理構造+古典の知識
  • 両方を鍛えることで、大学受験の現代文・英語まで通用する力

読書時間の作り方

  • 中学校の通学・通塾の電車内で文庫本
  • 寝る前の15分間
  • 休日のまとまった時間

詳しくは 大学入試で英語資格はどう活かせる? で、長期的な英語+国語の戦略について触れています。


まとめ

  • 高校受験の現代文では重松清・辻村深月・朝井リョウ・伊坂幸太郎などが定番
  • 説明文では養老孟司・鷲田清一・福岡伸一・内田樹などが頻出
  • 古典では清少納言『枕草子』・兼好法師『徒然草』・鴨長明『方丈記』が必読
  • 漢文は『論語』『漢詩』が高校入試の定番
  • 英検と国語の両方を強化することで、大学受験まで通用する読解力が身につく

中学受験から続く読書習慣を、高校受験でさらに深化させてください。作家との出会いは一生の財産になります。

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公式情報

各作家の最新作・古典作品の現代語訳は、出版社・文化庁の公式情報でご確認ください。

本記事について
  • 初回公開:2026年5月
  • 最終確認:2026年5月
  • 対象年度:通年
  • 編集体制:編集部が公開資料・各種出題傾向データをもとに独自調査

出題作家・作品は各校・各年度により変動します。最新の出題傾向は志望校の過去問でご確認ください。

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